Porvoo/Borgå - 2カ国語タウン

Finland
06 /29 2010
Borgaring;
ポルボー川から見たポルボー旧市街の端。この景色はよくパンフの表紙にもなるほどポピュラーな写真スポットらしい。

ヘルシンキからタンペレに帰る日に、いつもとは違うところに行ってみようと言うことになり、フィンランドでトゥルクに次いで2番目に古い町ポルボーへ寄ってきました。ポルボーはフィンランド語とスウェーデン語の2カ国語タウンで、旧市街の通りは2カ国語表記だし、スーパーでも2カ国語表示でした。夫が仕事でポルボーに電話をかける時も電話口で夫とはフィンランド語なのに奥で従業員同士はスウェ語で話しているのが聞こえるそうです。因にポルボーのスウェーデン語名はを表すborgとその下を流れるåを合わせてBorgåとなったそう。


porvoon kirkko

ポルボーのシンボルとも言えるドーム教会。1200年代からこの地に教会が立っているそうですが、現存するのは1450年代のもの。長い歴史の中度々破壊されて来たのですが、一番最近は2006年に放火殺人の舞台となって全焼、そして復旧作業を経て2008年から再公開されてます。そう言えば、数年前にフィンランドの古い教会が放火されたと夫から聞いていたんですが、これはこの教会だったんですね。

ポルボーのメインの旧市街は小粒で、インフォメーションセンターにあるガイドブックを参考に名所を回ってもあまり時間はかかりません。石畳なので歩きやすい靴がいいでしょう。旧市街の雰囲気はスウェーデンにもよくあがちな、木造二階建てのベーカリーやお土産屋やカフェなどが石畳の通りの両脇に並ぶ、あえて例えるならシグチュナみたいな感じです。

ポルボーを起った後は道すがら氷河期に形成された巨大穴を見てみようとアスコラの森に立ち寄ったんですが、中々肝心の穴が見つからず、周りに蚊も集まり始めたので結局断念してタンペレへと向かいました。


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Funderat på skillnaderna - スウェーデンとフィンランドの違い

Finland
06 /26 2010
ヘルシンキに来た時はあの映画『かもめ食堂』の舞台となったKahvila Suomiに立ち寄るようにしているんですが、今回もまたお茶しに寄ってきました。今回はここで働くフィンランド人の女性とスウェーデン語でちょっと雑談をする機会があったのですが、実は彼女はだいぶ前だけどストックホルムで働いていたことがあるとのことでした。しかも、今私が住んでいるところのすぐ近く。今でも親戚がいるのでたまにスウェーデンに遊びに来ることもあるようですが、『スウェーデンとフィンランドって実は余り大きな違いはないね』という話になりました。大きく違うのは言葉くらい。私も大方同意です。


そこで、違いはないかとちょっと考えてみたところ:

1.ホットドック vs. ピロシキ
スウェーデンでは国民的軽食としてホットドックが流通してるが、フィンランドではそれほど一般的ではなく、代わりに肉入りピロシキを食べる。これはスウェーデンじゃスーパーのフィンランドの特産コーナーじゃないと見られない。

2.ペーパーバック
今回の渡雰でしようと思っていたことの一つがフィンランド語のペーパーバックを買うこと。ヘルシンキのアカデミア書店で人気ペーパーバックトップ10を尋ねたらスウェ語と英語のペーパーバックばかりでフィンランド語のは見つけるのが大変だった。夫に『フィンランド人は探偵モノとかフィクションを書かないのか』と聞いたらあっさり『輸入物で間に合ってる』だそう。スウェーデンだと毎月のように街角の書店や駅のペーパーバック屋でトップ10がスウェ語モノと英語モノで更新されるのに。ついでに、フィンランドではスウェーデン人の少ないタンペレでさえスウェ語のペーパーバックが書店に並んでいるのに、スウェーデンではフィン語のペーパーバックを見つけるのは神業に近い。

3.物価
スウェーデンの通貨単位はクローナ(Kr)、フィンランドはユーロというせいもあるだろうが、フィンランドのほうが物価が高い。ガソリンだってスウェーデンではリッター13Kr位なのにフィンランドでは1,45から1,5ユーロ!日本円にするとリッターで約10円の差。現在はクローナ高だが、為替差益を加味してスーパーをのぞいて見てもフィンランドの方がすべてにおいて若干高め。

4.労働時間
スウェーデンでは夏至祭やクリスマスなどの大型祭日の時でも時短はありえるけどスーパーでは毎日買い物が出来る。一方フィンランドでは前日は半日、当日は全休がスタンダード。地域差はありえるが。フィンランド人の心の内を良く知るうちの夫曰く『皆が休む日に誰が働くか?』という心理が働くらしい。最近はそれもちょっとずつ変ってきているようだが、スウェーデンからフィンランドへ行くとこの点が非常に不便に感じる。


こうして挙げてみると意外と出てくるもんですが、スウェーデン寄りの視点になってしまっているのはご容赦ください。

ヘルシンキの面白いところはフィンランド語とスウェーデン語が街中に同居しているところかな。タンペレではフィンランド表記のみでもヘルシンキではスウェーデン語のサブ表記もされているのでありがたいです。



ruokala lokki 
映画『かもめ食堂』を観た事のある方はここがどこだかわかりますよね。
同郷の好(?)でコーヒーをご馳走になってしまいました。



Blir tourists - 旅行者に徹するの巻き

Finland
06 /26 2010
ヘルシンキで泊まったホテルはカタヤノッカでした。このホテルは2002年まで実際の刑務所として使われていた建物をホテルに改築したもので、監獄気分満載です。

katajanokka hotell

刑務所だったこのホテルを囲むレンガ造りの高い塀も当時のもので、裏庭の屋外カフェではこの塀を眺めながらランチを取りました。1888年に完成した元監獄のある建物はフィラデルフィアモデルといって当時アメリカで主流だった監獄様式を採用しているのですが、ホテルに改装された後も雰囲気でてます。

各個室も当時の監房を改装したもので、高いところにある窓も当時のままです。でも、部屋は綺麗でバスルームはとても清潔かつ機能的で、インターネットは各部屋で無料でつなぎたい放題、さらにはレセプション係りの人たちもとても親切で感じがよく、高満足度のホテルでした。囚人用のあの白黒ストライプのシャツも売っていたので、買ってホテル内で着用してみました。ホテルの従業員の人たちも皆着てましたね。シャレで買ったつもりだったんですが、意外と仕立てはしっかりしてるし、着心地いいです。

この刑務所には昔のフィンランドの大統領や財務大臣なども拘束されていたことがあるようです。そもそもこの刑務所は最終判決の下る前の囚人たちを一時的に拘留しておくための施設だったらしく、昔はフィンランドの犯罪者の40%がここを通過していったとのことです。でも、このせいか想像していたような刑務所のドス黒い歴史というのは無い様で、少し安心したような残念なような。。。


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Vårrulle

リトアニア留学後、紆余曲折を経てストックホルムへ。在欧17年目。2009年度カロリンスカ大学卒業。以来現在に至るまでカロリンスカ大学病院勤務の看護師やってます。家族は雰人夫と息子くん。趣味は旅行。フィットネス命。語学の虫(英語、瑞語いけまっせ。露語と中国語に浮気しつつ、雰語万年学習中。リトアニア語と仏語は忘却リスト入り)。

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